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ターミナル(端末)を使った Linux の操作 Edit

以下の各コマンドの説明を理解しながら、それぞれ演習課題で指示された操作を実行しなさい。

  • このページにある各コマンドの説明は基本的な機能についてのみ触れています。各コマンドの詳しい機能や説明を知りたい場合は、ターミナル上で
     man コマンド名
    
    を実行すると詳細な説明を見ることができます(例: man ls)。man は manual の省略形です。

0.プロンプト(prompt) Edit

ターミナル上では、様々なコマンドを入力しながら計算機を対話的に操作します。ターミナルがユーザーからのコマンド入力を待っているとき、入力を促すための文字列(プロンプト「prompt: 〜を促す、〜を刺激する、の意味」)が表示されます。

t110900@s01609f161:~$ 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ------------------
   ここがプロンプト   ここにコマンド入力

1. pwd :カレントディレクトリの表示 (Print Working Directory) Edit

現在のカレントディレクトリを表示します。

 pwd

カレントディレクトリ(ワーキングディレクトリ) Edit

ターミナル上で今現在操作しているディレクトリを、カレントディレクトリ(Current Directory)とかワーキングディレクトリ(Working Directory)と呼びます。ターミナル上では、現在どのディレクトリで作業をしているのかによってコマンド操作の結果が異なることがあります。したがって、常にいま自分がどのディレクトリにいるのかを把握しておく必要があります。実習室環境の初期設定では、プロンプトにもカレントディレクトリが表示されます。

t110900@s01609f161:~$ cd bin     <- ホームディレクトリ(~ で表される)にいる
t110900@s01609f161:~/bin$        <- ~/bin ディレクトリに移動した

演習課題 3-1 Edit

  1. pwd コマンドで現在のディレクトリ(カレントディレクトリ)を確認しなさい。
    pwd

2. cd :ディレクトリの移動 (Change Directory) Edit

カレントディレクトリを移動します。ディレクトリ名を省略すると自分のホームディレクトリに移動します。

 cd 移動したいディレクトリ
t110900@s01609f161:~$ cd bin     <- ホームディレクトリ(~)から、その下の bin (~/bin) に移動します。
t110900@s01609f161:~/bin$ cd ..  <- ..(ドット2個)は一階層上のディレクトリを意味します。
t110900@s01609f161:~$ cd /bin    <- /bin に移動します。ホームディレクトリの下の bin (~/bin) とは異なることに注意。
t110900@s01609f161:/bin$ cd      <- ホームディレクトリ(~)に移動します。
t110900@s01609f161:~$

演習課題 3-2 Edit

  1. cd コマンドで、/usr ディレクトリに移動しなさい。移動後、pwd コマンドでカレントディレクトリを確認しなさい。
    cd /usr
    pwd
  2. cd コマンドで、ホームディレクトリに移動しなさい。移動後、pwd コマンドでカレントディレクトリを確認しなさい。
  3. cd コマンドで、現在のディレクトリ(カレントディレクトリ)の一階層上のディレクトリに移動しなさい。移動後、pwd コマンドでカレントディレクトリを確認しなさい。

3. ls :ファイルリストを表示 (LiSt) Edit

ディレクトリにあるファイルとディレクトリの一覧を表示します。ディレクトリ名を省略すると、カレントディレクトリの一覧を表示します。

 ls ディレクトリ名
t110900@s01609f161:~$ ls bin     <- bin (~/bin) のファイル一覧を表示します。
kiso2  setup
t110900@s01609f161:~$ ls         <- カレントディレクトリ(ここではホームディレクトリ ~)の一覧を表示します。
Desktop  Kiso2  MyDocument  bin  old_home

演習課題 3-3 Edit

  1. ls コマンドでホームディレクトリのファイルリストを表示しなさい。
    ls ~
    あるいは
    cd
    ls
  2. ls コマンドで、 /usr ディレクトリのファイルリストを表示しなさい。

4. cp :ファイルのコピー (CoPy) Edit

ファイルをコピー(複製)します。

 cp コピー元のファイル名 コピー先のファイル名
t110900@s01609f161:~$ ls                    <- カレントディレクトリのファイル一覧を表示。
abc  Kiso2 
t110900@s01609f161:~$ cp /etc/services xyz  <- ファイル /etc/services をカレントディレクトリの xyz としてコピー。
t110900@s01609f161:~$ ls 
abc  Kiso2  xyz
t110900@s01609f161:~$ cp xyz Kiso2/         <- カレントディレクトリの xyz を Kiso2 ディレクトリにそのままの名前でコピー。
t110900@s01609f161:~$ ls Kiso2
xyz
t110900@s01609f161:~$ cp xyz Kiso2/XYZ      <- カレントディレクトリの xyz を Kiso2 ディレクトリに XYZ という名前でコピー。
t110900@s01609f161:~$ ls Kiso2
xyz   XYZ

演習課題 3-4 Edit

  1. cp コマンドで、ファイル /etc/services~/Kiso2/services にコピーしなさい。
    cp /etc/services ~/Kiso2/
    ls ~/Kiso2/
  2. cp コマンドで、ファイル /etc/services~/Kiso2/AfterServices にコピーしなさい。
  3. cp コマンドで、ファイル ~/Kiso2/services~/Kiso2/SERVICES にコピーしなさい。

5. mv :ファイルなどの移動や名前の変更 (MoVe) Edit

ファイルの移動や名前の変更を行います。移動先がディレクトリであれば、そのディレクトリ内にファイルを移動します。

 mv 移動元ファイル/ディレクトリ名 移動先ファイル/ディレクトリ名
t110900@s01609f161:~$ ls
abc  xyz  Kiso2
t110900@s01609f161:~$ mv xyz XYZ       <- ファイル xyz を XYZ に変更
t110900@s01609f161:~$ ls
abc  Kiso2  XYZ
t110900@s01609f161:~$ mv abc Kiso2     <- ファイル abc をディレクトリ Kiso2 に移動
t110900@s01609f161:~$ ls ~ Kiso2       <- ホームディレクトリ(~)と Kiso2 ディレクトリのファイル一覧を表示
/home/t110900:
Kiso2 XYZ
Kiso2:
abc

演習課題 3-5 Edit

  1. mv コマンドで、ファイル ~/Kiso2/SERVICES~/Kiso2/REMOVE_MEに変更しなさい。
    mv ~/Kiso2/SERVICES ~/Kiso2/REMOVE_ME
    あるいは
    cd ~/Kiso2
    mv SERVICES REMOVE_ME
  2. mv コマンドで、ファイル ~/Kiso2/REMOVE_MEホームディレクトリに移動しなさい。

6. rm :ファイルの消去 (ReMove) Edit

ファイルの消去を行います。複数ファイルをまとめて指定することもできます。

 rm 消去するファイル1 (消去するファイル2 ...)
t110900@s01609f161:~$ ls
abc  xyz  XYZ  Kiso2
t110900@s01609f161:~$ rm XYZ           <- ファイル XYZ を消去。
rm: remove 通常ファイル `XYZ`? y       <- 消去の確認。消去して良ければ y を入力する。
t110900@s01609f161:~$ rm abc xyz       <- ファイル abc と xyz を消去。
rm: remove 通常ファイル `abc`? y 
rm: remove 通常ファイル `xyz`? y 
t110900@s01609f161:~$ ls
Kiso2

演習課題 3-6 Edit

  1. rm コマンドで、ファイル ~/Kiso2/AfterServices を削除しなさい。
    rm ~/Kiso2/AfterServices
  2. rm コマンドで、ファイル ~/REMOVE_ME を削除しなさい。

7. mkdir :ディレクトリの作成 (MaKeDirectory) Edit

新しいディレクトリを作成します。

 mkdir 作成するディレクトリ
t110900@s01609f161:~$ ls
Kiso2
t110900@s01609f161:~$ mkdir Kiso0
t110900@s01609f161:~$ ls
Kiso0  Kiso2

演習課題 3-7 Edit

  1. mkdir コマンドで、ディレクトリ ~/Kiso2/test_dir を作成しなさい。

8. rmdir :ディレクトリの消去 (ReMoveDirectory) Edit

ディレクトリを消去します。

 rmdir 消去するディレクトリ
t110900@s01609f161:~$ ls
Kiso0  Kiso2  KisoX
t110900@s01609f161:~$ ls Kiso0 KisoX
Kiso0:

KisoX:
abc
t110900@s01609f161:~$ rmdir Kiso0         <- Kiso0 ディレクトリを消去
t110900@s01609f161:~$ rmdir KisoX         <- KisoX ディレクトリを消去
rmdir: failed to remove `KisoX`: Directory not empty  <- KisoX が空ではない(ファイル abc がある)ので消去できない
t110900@s01609f161:~$ rm KisoX/abc
t110900@s01609f161:~$ rmdir KisoX
t110900@s01609f161:~$ ls
Kiso2

演習課題 3-8 Edit

  1. rmdir コマンドで、ディレクトリ ~/Kiso2/test_dir を削除しなさい。

9. まとめの演習課題 3-9 Edit

以下の図に示されたようなディレクトリ構造を作成し、TA のチェックを受けて下さい。 名前の最後がスラッシュ(/)で終わっているものはディレクトリを示します( ck0/ -> ディレクトリ ck0)。 ファイル services は、/etc/services からコピーして下さい。

 ~/Kiso2/
       :
       :...... ck0/
       :         :
       :         :....... ck2/
       :         :
       :         :....... services
       :
       :
       :...... ck1/
                 :
                 :....... ck0/
                           :
                           :....... services

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Last-modified: 2012-09-19 (水) 18:39:55 (2409d)